2/16「現役世代も要注意!”下流”にならない方法Part1」まとめ

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ごく普通の人が「下流」に転落してしまう原因とは?

・国の構造的な問題。しかし国を頼っていてもしょうがないので、自分でなんとかしよう。
・『下流老人』という本がベストセラーになった。この本の中では、”基本的に生活保護を受けないと生活できなくなる程、所得がなくなった”、”周りに世話をしてくれる人がいない”人を下流老人という言葉でまとめている。
・このような老人が日本には600〜700万人いるとのこと。
・普通の人が、だれでも下流老人になりえる(病気や事故で働けなくなったり、子供がうつ病や引きこもりで生活費がかかったり、熟年離婚、リストラ、給料カットなど)。
 

「下流中年」や「下流老人」が増える、日本の構造的な問題とは?

・今日本では、100歳以上が10万人いる。こういう人口構成になることは突発的なことではないのに国が目をつむっていた。
・若者の終身雇用がなくなり、非正規雇用が増え、収入が不安的になっている。
核家族化で、家族内で家事や介護などの分担ができなくなっていて、そのために仕事をやめざるをえない人も多い。
セーフティネットが不十分。国は、貧困になってからの”治療”のお金は出すが、”予防”が欠如している。
・”一億総下流社会”や”若年下流社会”がやってくるかもしれない。
 

「下流」にならない為に今、やるべきこととは?

・支出を減らす生活にシフトする。(固定費(保険料、通信料、電気代、ガス代)を見直す。)
・家のローンを繰り上げ返済する。
・老後に不動産投資を考えている人も多いが、不動産投資収入と年金が合算されて”所得”になるので、それに関わる保険料や税金も所得に応じて高くなってしまう。非効率である。
・株や投信のように、所得とは分離してお金を増やそう。
!ここがポイント!
・20代の人…今老後の心配をしてもしょうがない。生涯給料を受け取れるかがまずは重要なので、スキルをアップするためにお金を使いつつ、貯金を始める。
・30代の人…子供が生まれる方も多い年代。子供が生まれたらいつ教育費がかかるのかを考え、焦って家を買わないようにする。
・40代の人…子供が高校、大学に行くタイミング。さらに住宅ローンも抱えている人が多い。無理に家のローンの繰り上げ返済をせず、教育費を重視する。
・50代の人…子供の手が離れる時。ここが貯めどきである。また、60代以降の生活をイメージしつつ支出を減らしていく。
 
 
いかがでしたか?
誰にでも下流になりえる可能性がある現状を受け止め、自分で貧困に陥らない対策をとっていかないといけませんね。
仕事や家事、子育て、介護など、家族うまく協力していくことが不可欠なようです。
まずは、固定費で無駄なお金の垂れ流しが無いかをチェックして、支出を引き締めていきたいですね。
 
※あくまで、いちリスナーが勝手に聴いてまとめるサイトですので、
詳しい情報等は「オトナカレッジ」のホームページをチェックして、実際に聴いてみてくださいね。
podcast「マネー学科」の補足として、このサイトをご活用くだされば幸いです。